資金ゼロで本を出版できる!映画監督の河村光彦第2弾発売開始『AI映画の未来』―魂と共鳴する:魂創造論から読み解く映像と人間の未来(英語版) Kindle版

株式会社tokyowebtv

2025.06.07 08:25

魂とは何でしょうか?そして、魂は見えるのでしょうか? 人工知能、バーチャルセックス、そしてアルゴリズム文化が溢れる世界で、高く評価されている日本の映画監督、河村光彦は、目に見えないもの、すなわち魂を探求する。

この先見の明のある作品は、魂が単に生まれるだけでなく、 関係性、共通の波動、トラウマ、許し、そしてイメージを通してどのように創造されるかを描きます。 AIによって生み出される親密さの倫理から、創世記における生命の神聖な起源まで、 河村は神学、心理学、映画史、そして未来の倫理を詩的なマニフェストへと織り交ぜています。 この本は以下の方向けです: メディアの未来を問うクリエイターとストーリーテラー AIの倫理的限界に立ち向かう哲学者と技術者 愛、セックス、記憶の意味を探している読者 「シミュレーションの時代に魂はどこへ行くのか?」と問う人は誰でも、 美しく書かれ、非常に個人的な内容を持つこの本は、スピードとシミュレーションの時代に神聖なものを再発見し、AI が決して再現できない唯一のもの、つまり人間の魂を守るよう読者を誘います。  

 【資料】1995年日本工業新聞懸賞論文 テーマ『20年後に欲しいもの』 

入選 『映像ワープロ』がほしい:河村光彦(当時34歳)

『映像ワープロ』がほしい。
これは何かというと、文字情報を自動的に映像化してくれるマルチメディアのこと。
映画やゲームを選べるテレビ、それがマルチメディア

と思っている人が多いが、真のマルチメディアとは、見たい映像を自分で作れるテレビのことだ。

かつて文字や文章で他人に語りかける楽しみは、才能のある小説家や学者の特権だと思われていた。ところが、自分の言葉を活字にしてくれるワープロを手に入れた途端に、自分の考えを文章にまとめ、他人に見せる楽しさを大衆が知ることとなった。ワープロの登場で、懸賞小説、懸賞シナリオ、懸賞論文に応募する人が多くなった。

ワープロで文章を書くのは、その文章を他人に見せるつもりがあるからだ。自分の考えを他人に伝える喜びを知った彼らだからこそ、次なるパソコン通信の段階へ進むことが出来たといえる。電話による生活から文字通信へ、この移行はただの映像通信、映像討論へと、大衆の表現形態が代わることを暗示している。だから、『映像ワープロ』こそが究極のマルチメディア、マルチメディアの中のマルチメディアといえるのだ。

『映像ワープロ』には、音声変換ならぬ映像変換機能が搭載されている。だから、文字で入力した言葉を即座に映像化してくれる。2015年の時点では、音声入力が実現していて、キーボードで文字を打ち込む必要はなくなっているだろうから、モニターの前で、“山”と発音すれ、“山”にふさわしい山の映像が出てくる。さらに、漢字を探すのと同じ要領で変換キーを繰り返し叩けば、色々な山の映像が次々に登場し、富士山、八ヶ岳、阿蘇山等、その中から、イメージにあった山を選ぶ。

または、気に入った山を合成していけば、実際には存在しない風景を造ることが出来る。あるいは、「もっと荒々しい山」と言えば、その形容詞のイメージにあった山が候補に紹介される。

「晴れた夏の空」といえば、青空に入道雲の立ち上がった映像が出てくる。雲の形が気に入らなければ、“雲”といって変換キーを叩くと、雲の形も選ぶことができる。

この要領で、“川”“森”“町”などの映像を呼び出せば、自動的に合成されて、絵を描くような手軽さで、自分の頭に浮かんだ空間を映像化できる。静止画のみならず、動画にも映像変換できるから、これに文字を合成し、人工音声でナレーションをかぶせ、内蔵されている著作権フリーのBGMを付ければ、様々な映像作品や資料を簡単に作成できる。

ロケーション撮影もしないで企画書の映像化も出来るのだ。それも自宅で。相手の顔しか映らず、退屈で分かりにくかったテレビ会議のプレゼンテーションとも、これでおさらばだ。

完成した情景映像には、人間や動物、アニメキャラクターなども合成出来るから、小説や漫画の映像化も簡単。名作小説を朗読するだけで、その情景と場面がディスプレイ上に再現され、これに自分の顔をスキャナーで入力合成すれば、自分主演のドラマ化も可能。自分で撮影した写真やビデオを挿入、合成して長編ドキュメンタリーを作るもよし、映像絵日記として整理しておくだけでも楽しい。

テレビ電話に接続すれば、会話の最中にも相手の話の内容が次々に映像化されるからおもしろい。単に話の内容が鮮明じゃなくなるだけでなく、ワイドショー並の再現映像が簡単にできる。これはもう、ノンフィクションドラマを作ったのと同じことになる。

自分の人生をシナリオに、オリジナルロールプレイゲームを作るのも可能だ。現実の過去とは違う展開にして、ハッピーエンドを演じてみるのはどうか。あるいは、明日の行動を完全にシミュレーションしておく。デートコースの計画や旅行のスケジュールを映像化し、事前に仮想体験しておく。ゲームの答えは、明日という現実世界が教えてくれる。

また、従来通りの映画製作を続けるプロの映像クリエーターの間では、絵コンテやストーリーボードの代わりに『映像ワープロ』による映像シナリオが用いられ、製作費の節約に役立てたろうし、より本格的な映画作りの実現にも貢献するはず。

何より、自分の考えや思想を映像化することがどれほど楽しいことか。目に見えない自分の内面を具現化することは、他人に伝えるのみならず自分自身との対話、個性発見に繋がるのだから。

光ファイバーの情報ハイウェーが2015年に完成したとしても、そこを走る映像情報のほとんどは欧米産のソフトになりかねない。『映像ワープロ』は映像製作工場、自分だけのテレビ局と同じだ。インターネットを通じて言語の壁を越えた映像対話が始まる。

情報国際ハイウェーを駆け巡る映像を、自分自身の手で作ろう!

 

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